日銀の利上げ見通しを背景に、ドル/円は円安圧力が続くとの見方が多い。18日の日銀会合を前に、市場は利上げのペースと中立金利の議論に注目している。
最新のドル/円の見通しでは、日銀が年内に4回程度利上げを行い、政策金利を2%程度まで引き上げる展望が市場で織り込まれている。今回の0.25%の引き上げが想定され、原油高の背景も相場を左右する要因として挙げられている。日銀の植田総裁の会見が、今後の利上げペースの手がかりとなるとの見方がある。
テクニカル面では、160円近辺のレベルが心理的な節目として意識されやすく、164円高値からの下落半値戻しと200日移動平均線が重なる付近での動きが注目されている。目先のターゲットは158円台半ばとみられ、円売りが強まれば上値を抑える水準としても機能する可能性がある。
利上げの結果次第で、円相場は3つのシナリオが想定されている。材料出尽くしでやや円安、反対票が出て円高、全員が賛成して加速する利上げでやや円高の可能性が並ぶ。一方、利上げ見送りなら急速な円安、年内の追加利上げを示唆する状況では円高の兆候が出る可能性がある。