日本企業の8割以上がAIを一部業務に限って活用するか、全社導入は16%にとどまる。日経リサーチの調査結果と政府報告を基に、日本の普及状況と投資方針の現状を伝える。
日本企業のAI活用は依然として限定的で、全社的な導入に踏み切っている企業は16%にとどまる。調査は日経リサーチが7月29日から8月6日まで実施し、510社に依頼したうち219社が匿名回答を提出した。
回答の内訳では、すでに試験導入や部分的利用を始めている企業が最も多く、文書作成など用途が限定されているケースや、活用方法が分からないと回答する企業もあった。日本政府の報告では、生成AIの導入状況で日本は主要工業国に遅れを取っている。
国内投資を優先する企業が82%を占め、今後1~2年でAI予算の大幅削減を計画する動きは見られず、2027年度には国内投資を増やす企業が41%、現状維持が50%、減少が9%となる見通し。