米セントルイス連銀のムサレム総裁は、需要の強さとコモディティ価格上昇がインフレを抑制するには追加利上げが必要になる可能性を示唆し、早期の段階的引き締めが望ましいと語った。一方、FRBは直近のFOMCで金利を0.25%引き上げ、3.75%〜4.00%とした。
ムサレム総裁は、力強い需要に加えて原油を含むコモディティ価格の上昇がインフレを高止まりさせるとの見方を示し、追加利上げが必要になる可能性が高いと述べた。対応を先送りするより早期の行動が望ましいとの認識を示した。
インフレ抑制のためには金融政策が意味のある抑制効果を発揮するまで時間がかかるとし、約1年半後に目標達成には政策の効果が重要になると語った。
政策金利のこれまでの引き上げと今後の動きについては、現状の水準を「緩和的な領域にある」と認識。次の政策対応や金利の水準についての具体的な数字は避けられたが、早期の段階的引き締めが望ましいとの考えを強調した。
FOMCは直近で0.25%引き上げ、金利誘導目標を3.75%〜4.00%と決定。年内には追加の利上げの展望が示唆され、今後の会合での動向に注目が集まっている。ムサレム総裁は今年のFOMCで投票権を持っていない。