ASMLの決算をきっかけに半導体関連の売りが広がり、日経平均は後場の上げ幅を縮小して33円安の67,744円で終了した。朝は高く始まったが、ASML決算発表後に相場の重石となる動きが顕在化した。
東京市場は日経平均が164円高でスタートし反発する場面があったが、前引け後の半導体装置メーカーASMLホールディングの決算をきっかけに利益確定の動きが広がり、後場にかけて伸び悩み日経平均は最終的に33円安の67,744円で5日続落となった。TOPIXは反落し、新興市場の東証グロース250指数も続落した。
個別銘柄では太陽誘電が3.6%高の10,970円をつけて反発。一方、イオンは一時8.3%安の1,101円をつけ、年初来安値を更新。J.フロント リテイリングは今期の営業利益見通しを下方修正し、4.8%安の2,635.5円で取引を終えた。レンゴーは3.2%高の1,566.5円と3日続伸、段ボール製品の値上げを発表したことが材料視された。
また、ワンダープラネットは税引き後損益の赤字拡大を受けて6.5%安の744円で大幅反落となった。前期比の利益見通しや赤字幅の拡大が売り材料となった。
今後の材料として、国内外の決算発表の結果が株価材料として意識される見通し。国内企業では良品計画とサイゼリヤの決算が本日発表済みで、米国市場ではブラックロックやバンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーなどの決算発表が予定されている。