山口県下関市が整備する人工島「長州出島」を取得し、三菱重工業の下関造船所の能力拡張に向け約1000億円を投資する。取得費は約30億円で14万平方メートルを取得し、2030年の稼働を目指す。
三菱重工業は、傘下の三菱造船下関造船所の建造能力拡張を目的に、下関市が整備する人工島「長州出島」を取得すると発表した。
下関市が今回の契約締結に関与し、取得面積は約14万平方メートル、取得額は約30億円となる。合わせて総額約1000億円を投じ、長州出島に新設する部品工場へ船体の一部を建造する機能を移管する。
造船所の拡張に伴い、政府の造船業再生基金から400億円の助成を受ける予定で、2030年の稼働を目指す。船体はブロック化して組み立てる方式で、長州出島の工場にブロック製造機能を移管して建造能力を引き上げる。