三菱重工業は山口県下関市の人工島を取得し、約1000億円を投じて造船能力を拡大する。船体ブロック工場の新設と江浦工場の一部機能移管を行い、生産体制を強化する計画で、投資の一部は国から最大400億円の助成を受ける予定。
三菱重工業は山口県下関市が産業振興用地として整備した人工島を取得したと発表した。世界的な船需要の高まりと経済安全保障の観点から、日本政府の後押しがある中で、造船能力の拡大を進める。
具体的には、三菱重工の子会社である三菱造船が約1000億円を投じ、下関造船所の江浦工場の一部機能を移管するとともに、船体ブロックを製造する工場を新設して生産体制を強化する。
投資額のうち、国から最大400億円の助成を受けることになる。
同計画は9月に国土交通省から経済安全保障推進法に基づく特定重要物資(船舶の部品)供給確保計画の認定を受けた。