ソニーグループがタムロンへの買収提案を表明した一方、ROEの優秀さを背景に中堅メーカーとしての成長性を巡る見通しが中国勢の追撃で揺れている。
ソニーグループがタムロンに対して買収提案を行ったと公表され、タムロンのレンズ事業を軸に資本提携を含む検討が進められている。買収提案の行方は、同社が現在の資本効率の高さを維持できるかどうかに影響を及ぼすとみられる。
タムロンは高い資本効率を誇る中堅製造業として位置づけられる一方、今後の成長性は中国市場での競争激化に左右される可能性が指摘されている。市場の反応として、中国勢の追撃がROE優等生の地位を脅かすとの見方が広がっている。
都内の大手家電量販店ではタムロン製レンズが純正品に比べ約5割安で販売されており、価格競争力が認識されている一方、提携を巡る今後の動向によって実需や流通にも影響が出る可能性がある。