タムロンの桜庭省吾社長は7日の決算説明会で、ソニーからの買収提案を受けて両社で時間をかけ丁寧に協議していると述べた。タムロンはソニーからの買収提案を公表したばかりで、出資比率や今後の動きについては触れなかった。
タムロンの桜庭省吾社長は7日に開いた決算説明会で、ソニーグループからの買収提案を受けて、両者で時間をかけ丁寧に協議していると語った。タムロンは7月に買収提案を公表しており、具体的な条件や今後の方針については明らかにしなかった。
同日発表された2026年12月期の連結業績見通しは、売上高が前期比9%増の930億円を見込み、従来予想を20億円上方修正した。車載向けや医療分野でのレンズ好調を反映する一方、中東情勢の緊迫による調達・物流コスト上昇を見込み、営業利益と純利益は据え置いた。
26年1〜6月期の連結純利益は前年同期比10%減の61億円、売上高は4%増の432億円となった。カメラ関連のOEM製品の受注低迷が影響しており、全体の構造としては車載・医療領域の需要とOEMの動きが収益に影響を与えた。
タムロンの大株主にはシンガポール拠点のアクティビスト、エフィッシモ・キャピタル・マネジメントが含まれ、4月時点で保有比率は17.38%だった。