11月2日のニューヨーク市場でNY円は反発、ドル円は158円手前で頭を抑えつつ推移。米ISM製造業景況指数が市場予想を上回り、ドル買いが再燃した。
11月2日のニューヨーク市場では円安・ドル高が進んだ後、NY円は反発した。ドル円は一時157.63円まで下落したが、米ISM製造業景況指数が市場予想を上回り55.5へ上振れ。これによりドル買いが再燃し、157.93円まで反発した。市場では米中間選挙を前に取引は手控え気味だったが、米 イラン外交交渉の期待と米長期金利の低下が円の下値を支えた。
米長期金利の動向もドル円に影響を及ぼす。11月2日の米10年債利回りは4.901%、日本10年債利回りは2.767%、日米金利差は約2.13ポイントとなり、前日比で縮小。これによりドル高の勢いは抑制される場面もあったが、158円突破の可能性を探る展開が続いた。東京市場ではドル円が157円90銭台から157円78銭台へと動き、今後も米長期金利の動向が焦点となる。
テクニカル面では158円が重要な上値抵抗として意識され、上値目標は158.20円前後や158.33〜158.36円付近、日足の200日移動平均線は158.63円付近に位置する。下値では157.60円前後を短期支持水準として見られ、157.40〜157.45円付近も要注意の水準とされる。
今後の焦点材料としては米中間選挙の結果、米JOLTS求人件数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況指数、雇用統計、日銀の追加利上げ観測、米イラン情勢の変化が挙げられる。158円を維持できるかどうかが短期的な焦点となり、為替介入への警戒も高まる可能性がある。