米9月CPIと金融決算が今晩の焦点。前日のNY株は反落し、ダウは一時高から大幅安へ、医療機器部門の伸び悩みでジョンソン・エンド・ジョンソンが大きく下落した。
今晩は米9月CPIの発表と大手金融機関の決算発表が大きな焦点になる。前日のNY市場は反落となり、ダウは一時466ドル高まで上昇した後、終盤は約180ドル安、ナスダックも小幅安で推移した。市場は高水準の期待と決算内容の不確実性の間で動揺し、メモリ関連株の下落も重しとなった。
9月CPIは前年比3.6%程度の上昇が見込まれ、原油高などの影響もありインフレ懸念が再燃する可能性がある。これを受けてFRBの金融政策見通しに影響が及ぶ可能性が指摘され、取引開始前にはバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーなどの決算が控える。
市場には好決算の期待もある一方、利益確定の売りが先行するリスクもある。その他、 Beige BookやMBA住宅ローン申請指数、ボウマンFRB副議長やバーキン米リッチモンド連銀総裁の講演といったイベントが予定され、相場の展開には注意が必要。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは医療機器部門の伸び悩みが嫌気され、株価は約5.73%安と大幅に下落した。決算発表は寄り前にバンク・オブ・アメリカ、ステート・ストリート、モルガン・スタンレー、ブラックロックなどが予定されている。