アツギの女性向けストッキングの包装中台紙に「男性の更年期」解説文が掲載され、SNSで賛否が広がった。アツギは意図を女性だけに配慮を求めるものではないと説明し、現時点で掲載内容の見直し予定はないと回答した。
10月下旬、アツギが販売したストッキングの包装材に医師監修のもと「女性も知っておきたい、男性の更年期症状のこと」と題した解説文が掲載されたことが発端となり、SNS上で賛否の声が広がった。問題の文章は中台紙の形で商品とともに届けられ、購入者からは内容の適切さを巡って議論が生じた。
アツギは取材に対し、今回の発信について「様々なご意見をいただいていることを真摯に受け止めている」とした上で、性ホルモンの理解を深め暮らしの健康を考えるきっかけにすることを意図したものであり、「女性のみへの配慮を求める意図はなかった」と説明した。
批判が生じた点については、今後の企業活動や情報発信を検討する貴重な意見として受け止めるとし、掲載内容の見直しや差し替えを現時点で行う予定はないことを明らかにした。アツギは過去にもプロモーションを巡る批判を受け、確認体制の見直しを表明していたが、今回の反響を踏まえ今後の情報発信に活かすとしている。
今回の騒動を受け、同社は問題となった文章の撤回や変更の検討は現時点では行わない方針を示しており、今後の情報発信の在り方については引き続き注意深く対応するとしている。