フルヤ金属が北海道千歳市に新千歳工場を竣工させ、総額約45億円を投じて生産能力を従来比2倍へ拡張する。2027年春の操業開始を予定しており、石英保護管を中心とした半導体向け石英ガラス製品の製造・加工・修繕を手掛ける。
フルヤ金属は9月14日に新千歳工場の竣工式を行い、建設に総額約45億円を投じた。新工場は千歳市流通2-1-1の千歳流通業務団地内に位置し、敷地面積は約1万5061.16平方メートル、延床面積は約6413.45平方メートルである。これにより生産能力は従来比およそ2倍に拡大する予定だ。さらに千歳空港から車で7分程度の物流アクセスを活かし、グローバル顧客への供給体制を強化する。
同社は半導体製造装置向けの高純度・高精度な石英保護管を中心に、石英ガラス製品の製造・加工・修繕および関連熱管理機材の開発を主な事業とする。新千歳工場では拡散炉の温度管理などウエハ製造工程に関わる部材の安定供給を目指す。
同社の施設概要は新千歳工場の名称、所在地、敷地・延床面積、投資規模、スケジュールなどが詳しく示されており、2010年の北海道進出以来、石英加工の専門拠点として半導体製造を支えてきた経緯がある。竣工後の稼働は2026年秋を経て、2027年春の操業開始予定となっている。