日銀は物価2%目標の到達を判断し、政策金利を据え置くとした。ETFの売却ペースを加速することも決定した。
日銀は金融政策決定会合で、基調的な物価上昇率が2%の目標に到達したと判断した。金利は現行の1.25%程度に据え置かれ、追加の利上げは賛成多数で見送られた。
インフレ局面が続く中で、日銀の政策の主眼は物価の押し上げから2%の安定維持へ移る。賃金上昇の浸透やサービス価格の価格転嫁が定着し、到達の判断を後押しした。
展望リポートでは、基調物価が2%に「おおむね整合的な水準」と改められた。一方でペースアップは避け、景気動向や金融市場の安定を確認する姿勢を示した。
30日午後、植田和男総裁が記者会見し、今後の方針や判断材料について説明する予定。ETFの売却ペース加速も決定された。