タカラスタンダードの上期は中東影響などで減益となったが、通期の売上高・営業利益は過去最高を更新する見込みで着地するとの決算説明が発表された。
第2四半期の実績では売上高が過去最高を記録した一方、中東情勢の影響などにより営業利益以下の数値は減益となった。修正後の業績予想に対しては、売上高・各利益とも進捗は順調としている。
通期の業績予想については公表時点と同じ内容で修正なしとされた。売上高は2,590億円、営業利益は191億円、純利益は143億円、ROEは7.4%を見込む。中東情勢の不透明さや資材価格の高止まりは依然として課題として挙げられている。
市場別・製品別の動向として、新築戸建とリフォームは増収を維持する一方で、新築集合は工期遅れや豪雨の影響を受けて減収の要因となっている。浴室の需要は全市場で堅調で、シェア拡大を図る施策が進められている。
今後の取り組みとして、ITコンサル企業のシグマコンサルティングのグループ参画によるtoCサイト強化やDX人材育成、組織の再編・拠点見直しなどが挙げられ、持続的成長に向けた投資方針が説明された。
上期の着実な推進と共に、中東問題によるコスト上昇の影響を背景に、下期以降の需給や工期遅延など外的要因には留意しつつ、通期目標の達成を目指す方針が示された。