キーエンスは2026年4〜9月期の連結決算で純利益が前年同期比49%増の2986億円となったと発表した。あわせて株式分割を1株→5株に行うことも公表した。
キーエンスが発表した2026年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比35%増の7353億円、営業利益が50%増の4082億円となった。地域別ではアジアを中心に売上が大きく伸び、中国を含むアジアは現地通貨ベースで45%増と高い伸びを示した。国内と北中南米もそれぞれ23%増、25%増と堅調だった。
純利益は前年同期比49%増の2986億円となり、FA機器の販売が好調だったことが要因として挙げられた。岡三証券の諸田利春シニアアナリストは、世界的にAI関連の設備投資が広がっていると指摘している。
株式分割は2019年11月以来6年ぶりで、1株を5株に分割する。分割後の最低投資金額は現状の7,6360円の終値を基に試算すると約153万円程度に下がる見込みで、投資単位の引き下げによる流動性向上を狙うという。
同日、27年3月期の年間配当を従来予想より100円上乗せし、分割後換算で650円とすることも発表された。UBS証券の佐々木アナリストは情報開示や株主還元の改善が株価の強さにつながっているとみている。