米国市場は追加利上げ観測の後退を背景に上昇し、SOX指数をはじめ半導体・AI関連株が買われた。日本市場は米動向を見極めつつ、日経平均の反応を中心に展開を探る。
2日の米国市場は主要株価指数が上昇。ダウは250.40ドル高の51176.96ドル、ナスダック総合は319.26pt高の27190.86ptとなった。市場は10月の米連邦公開市場委員会で政策金利据え置きの観測を強め、買いが優勢となった。SOX指数が2.4%高と大きく上昇した。
5日の東京市場は前日の上昇の反動から利益確定売りが出たほか、米雇用統計を前にした持ち高調整売りも出て、日経平均は3日ぶりに反落した。日経は75日移動平均線を下回らず、抵抗帯を上放れ上昇基調継続への期待が高まりそうだ。ナイトセッションの先物は70000円の大台回復場面もあると見られる。
米国の追加利上げ観測が後退しても長期金利は5.2%台で高止まりしているため今後の金利動向には警戒が必要とされる。一方、G7が石油備蓄の協調放出を決定したことが投資環境にプラスに働く可能性があり、5日には臨時国会で首相の所信表明演説が行われる見込み。上値の目安としては71000円、71692円、72000円、下値の目安としては69000円、68000円、67000円、75日移動平均線の66764円などが挙げられる。