9月4日朝の国際金融市場では円が対米ドルで上昇基調を維持し、金は1オンス約4,475ドルで安定。日経平均は4日ぶりに反発する一方、米国の雇用指標や物価指標の発表を前に市場関係者の見通しが動いている。
外国為替市場では円が午前の取引で1ドル155.25円まで上昇し、その後は横ばい圏の動きとなった。市場は日本銀行の利上げ観測を背景に円の動きを注視している。円は今週2.5%程度の上昇が見込まれ、9月17~18日の日銀会合を前にタカ派姿勢への期待が影響しているとの声がある。
金市場では朝のアジア市場で金価格が約4,475ドル付近で横ばいとなり、米国雇用統計の発表を見守る展開。FRBの今後の利上げ方針やインフレ指標の動向が注目点として挙げられている。
株式市場では日経平均株価が4日間の続落を経て反発し、ソフトバンクグループやアーム・ホールディングスなどの関連銘柄の上昇が支えとなった。
その他の主要市場動向として、ニュージーランドドルは政策金利の引き上げを受け0.5892ドル、オーストラリアドルは0.7206ドルまで上昇。USD指数は99.01でほぼ横ばい、ユーロは1.1625ドル、英ポンドは1.3527ドルで推移。
米連邦準備制度理事会の発言や市場の焦点は、9月下旬のFRB会合と今後のインフレデータに集まっている。9月の金利据え置き観測が市場の賭けとして再度表出している。