ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任し、後任には現副社長の安田啓一氏が就任する。渡辺氏は2020年に社長に就任後、HRCの四輪と二輪の統括体制を推進してきた。
ホンダ・レーシングは10月5日付で役員人事を発表し、渡辺康治社長が2027年1月1日付で退任することを明らかにした。退任に際しては今後の新体制へ向けた準備が進められる。
後任として現副社長の安田啓一氏が就任する。安田氏は1990年入社で二輪現地法人社長などを歴任し、今年4月からHRCの副社長を務めている。渡辺氏の退任後もグローバルなモータースポーツ体制の拡充を担当する予定。
渡辺氏は就任以降、二輪レースを統括してきたHRCを四輪も含む統括体制へと変革させ、ホンダのモータースポーツ活動の強化を推進。2026年にはホンダとしてアストンマーティンへワークスパワーユニットを供給する再参戦など、活発な取り組みを進めていた。
ホンダは人事を「世界的な変革期に対応した経営体制の強化および次世代への事業展開の加速を図るために計画された定期人事の一環」と説明している。新体制は2027シーズンの初めから本格始動を目指すとしている。