日経平均は寄り付きで393.61円安の68648.50円でスタート。米株はまちまちだがオープンAI関連の動向と原油・金利の動きが影響し、東京市場全体では売りが先行した。
9日の日経平均は393.61円安の68648.50円で取引を開始した。前日の米株市場はまちまちで、ダウは小幅高、ナスダックは大幅安、SOXは下落しており、AI関連銘柄の重荷が意識された。寄付き後は売りが優勢となり、日経平均は下落基調で推移した。
セクター別には非鉄金属や電気機器、機械、化学などが値下がり上位となる一方、ローツェや任天堂、リクルートHD、ソニーG、伊藤忠、東京海上などは総じて上昇した。米株の動揺や中東情勢の不透明感を背景に買いを控える動きもみられたが、押し目待ちや自律反発狙いの買い意欲も見られた。
東京市場の動向として、SQ算出日であることも意識され、8月の家計調査の結果や市場予想の中央値のニュースが影響を与えた。なお、取引開始前に発表された指標の結果は実質消費支出の減少を示した。
米市場の動向ではダウは一時上昇を維持したものの、ナスダックは約1.25%下げ、SOX指数は約3.39%の下落となった。原油先物や長期金利の伸び悩みも東京市場の安心材料として作用した。