ヤマトホールディングスは2027年3月期の4~9月決算を発表。売上高は9068億円、営業損失は17億円と前年同期と比べ改善されたが、中間純損失は105億円となった。
ヤマトHDは2027年3月期の4~9月決算を公表した。売上高は9068億円で前年同期比ほぼ横ばい、営業損失は17億円、経常損失は8億円、親会社株主に帰属する中間純損失は105億円となった。取扱数量の減少の影響を受けつつ、プライシング適正化と法人向けビジネス拡大で売上を確保した。
オペレーションの改善として、輸送とラストワンマイルのコスト抑制を徹底し、1人当たりの配達個数を増加させた。上期のコスト削減額は12億円で、年間集配キャパシティは宅急便換算で300億円相当となった。
今期は統合型ビジネスソリューション拠点を福島・東京・滋賀・岡山の4拠点で順次稼働させ、法人向けの受注と稼働率の向上を進めた。新設拠点の立ち上がりにより、法人向けビジネスは19億円の増益を見込んだ。
下期の見通しでは売上高は1兆8950億円へ下方修正する一方、営業利益・経常利益は大幅増を見込む。外部要因の中、コストコントロールの強化とキャパシティ配分の最適化を重点とする。
法人向けの拡大とコスト抑制を柱に、トップラインの成長と利益率の改善を図る方針を示した。