今週は日銀短観と米国の雇用統計・PCEなど重要指標の発表が控え、日本市場は金利動向とAI・半導体株の動向に注目が集まる。米国市場の動向次第で長期金利の動きが日本市場へ影響する可能性があるとの見方もある。
先週は米国市場でハイテク株が上昇する流れの中、AI・半導体関連株が市場を牽引した。今週は国内で日銀の短観と金融政策決定会合の主な意見が発表され、米国ではPCE価格指数の発表が予定されている。
マネックス証券の広木隆氏は、前年比では横ばいだが前月比は前回のプラス0.2を上回るプラス0.3という市場予想で、インフレ加速の見方が強まればFRBの追加利上げ観測を後押しし、長期金利の上昇につながりやすいとの見解を示した。
米国の9月の雇用統計にも関心が集まる。失業率は予想通り4.1%、非農業部門の雇用者数は前月比で約10万人の増加と見込まれ、堅調な雇用環境が長期金利への影響要因として注目される。
日本市場の注目指標は日銀短観と金融政策決定会合の主な意見で、米国のPCE価格指数の動向や雇用統計の結果次第で市場の金利見通しが動く可能性がある。