東京市場はSpaceXの決算が市場予想を大きく上回り黒字転換を果たしたとの材料で寄り付きから急騰し、一時日経平均は6万5200円台を突破した。
21日朝の東京市場はSpaceXの四半期決算が市場予想を大幅に上回り、リスク選好の強い流れの中で日経平均が寄り付きから上昇、取引時間中に前日比約1100ポイント高となって6万5200円台を付けた。米ダウが反発したことも背景にあり、AI・半導体関連銘柄が買われ相場を支えた。
SpaceXが公表した2026年7〜9月期の決算は売上高が145.8億ドル(約2.3兆円)に達し、前年同期比160%超の急増。AI事業の拡大が寄与し、初の四半期黒字を計上したことで、時間外取引で同社株が急騰した。これを受けて日本市場の関連銘柄にも追い風が広がった。
東京市場ではアドバンテストやキオクシアなどAI・半導体関連が買われ、日経平均を押し上げた。東京エレクトロンやソフトバンクグループ、電子部品銘柄の買いも広がり、金融・医薬品株にも買いが入った一方で、ファーストリテイリングなどは軟調に推移した。
ニューヨーク株式市場ではダウは終値で529ポイント高、S&P500は小幅高、ナスダックは僅かに下落した。SpaceXの黒字化とAI成長が市場の関心を集める一方、米株の不確実感が残り、今後の先物動向や為替の動きを見極めたいとの声が多かった。