後場の取引でパルGHDの既存店売上高好調、ムラキのTOB、新都HDの再生アルミ供給開始、持田薬の臨床試験開始、豊和工の防衛費関連材料、フジッコの上期予想引上げなどの動きが伝えられた。
パルグループホールディングスは9月度の国内直営店既存店売上高が前年同月比1.2%増、全店は4.4%増と発表し、衣料部門の主力ヤングカジュアルブランドが引き続き業績を牽引している。雑貨部門は天候要因で来店客が減少し既存店実績は前年を下回るものの、新商品の投入とコラボ商品の完売・受注販売で売上回復の兆しを示した。
ムラキは急騰し、イクヨが同日13時45分にTOBを発表。TOBの買付価格は1株3000円、買付予定株数は48万6300株で、上場廃止を目的とせず上場は維持する方針。
新都ホールディングスは後場急騰。中国の総合リサイクル企業と日本の大手商社と連携して再生アルミニウムの国内供給を開始するサプライチェーンを構築し、第一便となるアルミニウム再生地金が日本へ輸入・供給されたと発表した。
持田製薬は3日続伸。カナダのDuchesnayと日本で妊娠に伴う悪心・嘔吐に対するBON-001の第3相臨床試験を開始したと発表した。多施設共同ランダム化試験で有効性と安全性を検証する予定。
豊和工業はストップ高。日本経済新聞が政府の防衛費増額方針で経済安保分野やODA等の費目を防衛費算入対象へ拡大検討との報道を伝え、関連株に買いが入った。
フジッコは後場で上げ幅を拡大。2027年3月期の上期連結営業利益を従来の6.0億円から7.7億円へ上方修正。価格改定の効果と生産性向上・コスト管理の寄与を反映したが、通期予想は据え置き。