前場にフライトソリューションズと加賀電子の本人確認機器の協業開始や、積水化成品工業の通期上方修正、東映アニメの営業利益修正など、複数社で業績・提携の材料が伝わった。データセンター案件を含むサンテックやネクセラファーマ、ADRバイオの治験開始といったニュースも併せて伝えられた。
フライトソリューションズは、本人確認ソリューションの普及を進めるため加賀電子と販売面で協業を開始すると発表し、マルチ決済装置以外のNFCカードリーダーにも対応する新機能を打ち出した。今後対面での本人確認方法の見直しを見据え、用途に応じた機器の提供と導入支援を進めるとしている。
積水化成品工業は27.3期の通期連結営業利益予想を従来の31.0億円から53.0億円へ上方修正し、年間配当も25円に引き上げると発表した。欧州事業の譲渡などポートフォリオ改革と各分野の販売増、価格改定、固定費削減が寄与した。
東映アニメーションは27.3期の通期連結営業利益を264億円へ上方修正する一方、売上高見通しを982億円へ下方修正。上期の下振れ要因を下期の作品納品の期ずれ分で埋める想定を示している。
サンテックは27.3期上期の連結営業利益を23.8億円へ上方修正。マレーシアのデータセンター電気設備工事が計画を上回る見込みで、売上総利益の拡大と販管費の減少が寄与する見通し。
ネクセラファーマはイドルシアからファブリー病治療薬候補lucerastatの日本・韓国・台湾などアジア太平洋の一部地域における独占的開発・商業化権を取得。契約一時金は約13.3億円、承認申請は2029年を目標。
ADRバイオは子会社が重症虚血肢を対象とする治療法の治験開始を発表。治験は名古屋大学と共同研究契約を締結済みで、保険適用を視野に実用化を目指す。