年末のドル円は157円前後に落ち着くとの見方が多く、円安回帰のシナリオが約7割と予測されている。一方、日銀は8月の政策決定会合を現状維持とし、今後の利上げ方針は経済・物価動向を見ながら機動的に検討していく方針だ。
年末にかけてドル円は157円前後まで上昇する可能性があるとの見方が示され、円安回帰のシナリオが市場予測の約7割を占めている。関連する分析では、政府と日銀の協調を背景に円安圧力が維持されるとの見方が多い。
8月は日銀の金融政策決定会合が予定されていなかったこともあり、現状維持で決着した。次回の会合は今月17〜18日に開催される予定で、政策運営の舵取りが注目されている。
日銀の副総裁や審議委員の発言から、9月の利上げをほぼ確定的と見なす声が増えている。9月の利上げは1.25%が見込まれ、来春以降には1.5%程度までの引き上げを検討する考えが示唆されている。ただし円安や米国の利上げ圧力が強まる場合には前倒しの可能性もある。
今後の見通しとしては、日銀の利上げペースは国内外の情勢次第で機動的に変化し得るとの認識が広がっている。市場では9月の利上げ観測が強まる一方、物価・成長のバランスを見極めながら慎重に進めるべきとの見方も残る。
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