日銀は金融政策決定会合で利上げを見送り、政策金利をおおむそ1.25%程度に維持した。物価上昇率が目標の2%到達との見解を示し、ETFの売却ペースを加速する方針も公表された。
日銀は政策金利を1.25%程度で据え置く方針を示した。先月の利上げの影響を見極める目的とされる。
物価上昇率は「基調的な物価上昇率」が目標の2%に到達したとの見解を示し、2013年以降で初めての達成という形になる見通しが公表された。今後は2%程度で定着しているかを確認することが重要とされた。
金融緩和の一環として買い入れてきたETFの売却ペースを加速することを決定。簿価ベースで年間約8600億円程度を売却し、およそ43年で完了を目指すとされた。
2027年度の物価見通しは前回の2.4%から2.6%へ上方修正。中東情勢やAI需要の拡大などのリスク要因には依然留意する方針が示された。