前場の主な動きとして、ミロクの有価証券売却益計上やジンズHDの売上動向、ADRバイオの共同研究契約、コニカミノルタのAI検査事業、ワークマンのレーティング引き下げ、岡本硝子の急騰などが挙げられる。
ミロクは保有する上場有価証券2銘柄の売却を完了し、投資有価証券売却益として20億5600万円を特別利益に計上すると発表した。売却期間は9月1日から10月5日までで、財務体質の強化と資産効率化を目的とする見直しが背景にある。売却益は通期予想に織り込み済みで、予想は据え置かれた。
ジンズホールディングスは9月度の国内アイウエアショップの既存店売上高が速報値で前年同月比2.9%増、全店売上高は10.0%増だったと発表した。天候不順の影響はあったものの販促活動・接客強化により客単価が上昇し、既存店の売上増につながったとしている。株価は直近の上昇の反動から売りが出ている。
ADRバイオメディカルホールディングスは、連結子会社が名古屋大学と共同研究契約を締結したと発表し、NeoCellaのヒト子宮内膜細胞への作用機序解析を目的とする試験を開始する。研究期間は2026年9月25日から2027年9月24日までで、着床関連遺伝子・タンパク質の発現変化を評価する。
コニカミノルタは日本経済新聞朝刊報道を受け、AIと連携した衣料品リサイクルの検査事業を開始したと伝えられた。光の波長で素材を識別するカメラとAIを組み合わせ、検査人員を従来の10分の1に減らす見込みで、欧州の廃材規制強化に対応する。
ワークマンは野村証券のレーティングがBuyからNeutralへ引き下げられ、主力商品の販売は堅調ながらMEDiHEALの売上水準が頭打ちと見込まれた。目標株価も大幅に引き下げられている。
岡本硝子は米ノーベル物理学賞候補のニュースを受け急騰。南極で素粒子ニュートリノを観測するIceCubeプロジェクトに同社製のガラスが使われているとの報道が材料視された。