日銀は次回金融政策決定会合までの金融市場調整方針を1.25%程度へ誘導する方針とし、補完当座預金の適用利率を1.25%、基準貸付利率を1.5%へ設定。気候変動対応オペは貸付金利を変動金利に切替え、総額の上限を設ける。
日銀は本日、政策委員会・金融政策決定会合において、次回までの金融市場調整方針を賛成7反対2の多数で決定した。無担保コールレート(オーバーナイト物)を1.25%程度で推移するよう促すとした。
補完当座預金制度の適用利率は1.25%とする。補完貸付制度の適用金利は基準貸付利率を1.5%とする。
気候変動対応オペについて、貸付金利を変動金利へ変更し、貸付総額などに上限を設定することとした。
わが国の景気は中東情勢の影響もあり一部弱めの動きがみられるが、緩やかに回復しているとの認識。政府の施策やAI関連需要の拡大を通じて成長を支え、物価は2%程度へ上昇する見通しを維持している。今後の金融政策運営は物価安定の目標である2%の実現を見据え、経済状況に応じて政策金利の引き上げを検討していく方針。