日銀の昼の金融政策決定会合で政策金利を1.0%程度から1.25%程度へ引き上げる公算が大きい。ECB・FRBも利上げを決定する見通しで、日米欧の同時利上げは20年ぶりとなる可能性がある。
日銀は昼すぎに金融政策決定会合の発表を行い、現在1.0%程度の政策金利を1.25%程度へ引き上げる公算が大きいと伝えられている。基調的な物価上昇率が2%を超えるリスクに対応するため、利上げが選択肢として浮上している。
6月以来の3カ月ぶりの利上げとなる見通しで、金融緩和策の転換後では最短の利上げ間隔となる可能性がある。中東情勢の原油高やAI関連需要の高まり、円安など物価を押し上げる要因も依然くすぶっている。
日銀の利上げ判断は、経済の底堅さや企業間の取引価格指数の上昇傾向、貸出残高の伸びなど緩和的な金融環境を背景にあり、物価の持続的な上昇を抑制する狙いとされる。
ECBが10日、FRBが16日それぞれ利上げを決定する見通しで、日米欧が同時に利上げするのは2006年以来の事態となる可能性がある。
本日の動きや今後の注目ポイントは、生活への影響や為替・株式市場の反応など多方面に及ぶと見られている。