22日午前の東京市場は薄商いのままドル・円は157円台前半の狭いレンジで推移した。日銀のレートチェック実施と円売り圧力の根強さが交錯する膠着状態となっている。
22日午前の東京外国為替市場ではドル・円が157円29銭から157円42銭、ユーロ・円が180円34銦から180円48銭、ユーロ・ドルが1.1462〜1.1468ドルのレンジで推移し、商いは薄い状況だった。休場の影響で明確な方向性を欠く展開が続いている。
日銀が金融機関へ為替水準を照会するレートチェックを実施したと報じられたことを受け、投機的な円売りをけん制する動きへの警戒感が高まった。市場ではレートチェックは介入準備段階との見方が広まっており、介入警戒感が広がった。
一方でレートチェック報道後に円が一時的に買い戻された後、海外市場ではドル買いが優勢となり円は再び弱含みとなった。ニューヨーク市場ではドル・円が157円台前半で底堅さを維持し、原油動向や長期金利の動向がドルを支える要因として意識された。
今後は日本の連休明けの取引再開後の対応と海外市場での円売りの進捗が焦点となる。政府・日銀の実際の介入判断や方針の公開動向には注意が必要だ。