債券市場の動揺が落ち着く中、日本株式市場は上昇。米国財務省の長期債買い入れ拡大が市場心理を回復させ、日経平均が反発してTOPIXも上昇した。
米国の債券市場を安定化させる措置を背景に、日本市場はリスク資産への需要が高まり、日経平均株価は前日比で上昇した。日経平均株価は終値で66,216.79となり、TOPIXは4,059.73まで上昇した。
今週初めには米国をはじめドイツ、日本の長期借入コストが高水準に達していたが、米財務省が長期債の買い入れ規模を倍増すると発表したことで米国債利回りが急落。これが日本市場にも波及し、相場の底堅さを支えた。
銘柄別では上昇が目立ち、住友金属鉱山が10.76%高、住友製薬が8.48%高、関西電力が8.37%高と続いた。一方、下落ではあおぞら銀行が3.11%安、イビデンが2.87%安、日本スチールが2.20%安となった。
市場関係者は金利の低下を市場を牽引する要因として指摘し、AIや半導体関連株の上昇が遅れていた銘柄にも買いが広がったと述べている。