日銀は基調的な物価上昇率が2%に到達したと公表した。一方、総務省CPIは2.1%を示し、差が生じる要因と新たな指標の公表開始が説明される。
日本銀行は「経済・物価情勢の展望」を公表し、基調的な物価上昇率が2%の物価安定目標に到達したと判断した。今後は同水準での定着を目指す段階に入った。これに対し、一般の物価指標である消費者物価指数(CPI)には複数の数値が存在する点が指摘される。
2026年9月の数値をみると、総務省が公表するCPI(生鮮食品を除く総合)は対前年2.1%、日銀が除外要因を差し引いたコア指標では約3.2%となっており、1.1ポイントの差が生じている。差の背景には物価対策の影響を除外する手法の違いがある。
日銀は2%到達の判断を裏付ける新しいコア指標の分析データ公表を今年3月26日から開始しており、総務省公表のCPIと比べて物価上昇の捉え方に差を生んでいる可能性がある。
この2つの数値の違いが、家計の物価认識や日常生活の値上がり感の把握に影響を及ぼすとされるが、本文にはどちらが正しいとは断定されていない。