円は介入報道なしに下落を続け、 USD/JPYは156円台前半へ下落。市場は日銀の利上げ観測と米雇用統計の発表を前に動向を注視している。
円は為替介入が報じられない状態で2日続伸後、USD/JPYが159.00手前から155.50手前へ下落し、その後156.00手前まで回復した。今回の動きは158.00近辺の200日指数平滑移動平均(EMA)を明確に割り込み、日中には160.00をやや超えた水準を付けた後、再び155.00付近へ接近した。介入安値からの反発は金融政策格差の影響もあってきたが、今週は日米双方の政策動向に変化が見られている。
米金融政策と経済指標の見通しとして、FRB理事がインフレ指標が穏やかであれば利上げを据え置く可能性を示唆するとの報道があり、9月の利上げ確率は低下傾向にある。一方、日本の財務省の発表によれば、7月末から8月26日にかけて円買い介入として過去最大級の資金が投入されたという。注目点は今後の米雇用統計(NFP)で、前月実績の減少を上回る増加が見込まれている。