米利上げ観測を背景にテック株を中心に売りが優勢となり、米国市場の動向を受けた日経平均の本日想定レンジと主要指標の動きが伝えられている。
14日の米国市場はダウが48.62ドル安、ナスダック総合は511.51pt安となり、米消費者物価指数が前年比3.7%上昇と市場予想を上回り、10月の利上げ観測が高まった。これを背景に半導体・AI関連株が全面安となり、クラウドサービスのコアウィーブが大幅下落した。
東京市場は前日の反動から半導体・AI関連株の買い戻しが入ったが、ASML決算を契機に利益確定売りが出て日経平均は終日上げ幅を縮小。日経平均は移動平均水準を下回り、売り圧力の強さが意識された。ナイトセッションの日経225先物は66500円台へ急落した。
本日の日経225想定レンジは上限67000円・下限66000円と設定され、上値のめどとして67000円・68000円・69000円、下値のめどとして66000円・65000円・64000円が挙げられている。TSMCの決算発表を控え、通期見通しの動向次第で終値動向が左右される可能性がある。
市場全体では米国市場の利上げ観測が強まる中、原油上昇や中東情勢の緊張感も投資家心理を圧迫。SOX指数の急落や主要株価指数の下落が続くなか、テック株中心の動きが今後も注目される見通し。