日本市場では国債利回り曲線がフラット化し、日銀の利上げ時期を巡る見方が材料視された。後場には銀行株が買われ、AI・半導体関連も相場の一部として動いた。
27日の日本市場では国債の利回り曲線がフラット化した。日銀の氷見野良三副総裁が金融緩和の度合いを調整する姿勢を示し、先行きを見据え中長期金利の上昇が意識された一方、超長期金利は低下した。
2年国債利回りは一時1.7%と31年ぶりの高水準に並び、5年-20年債利回りも上昇したが40年債利回りは低下した。氷見野副総裁は9月を含む各会合で利上げ時期やペースを議論すると述べ、9月利上げを明確には示さなかった。円は売られる場面があった。
債券市場では5年・長期金利が上昇し、2年債利回りも上昇した。りそなアセットマネジメントの下出氏は短中期金利上昇と超長期金利低下の見方を示し、講演の内容は全体としてタカ派的だった。
市場の焦点はジャクソンホール会合に移り、日銀の利上げ確率や年内の利上げ回数を巡る材料が交錯した。円は159円台前半で推移し、氷見野副総裁の発言後に売られる場面があった。