トランプ大統領がジョージア州ウェストポイントの現代トランシス拡張計画へ約56億ドルの投資を表明。第1・第2工場の設備近代化と第3工場新設で、320人の新規雇用を創出する見込み。
ドナルド・トランプ米大統領はジョージア州ダルトンの遊説で、現代(ヒョンデ)の現代トランシスがウェストポイントの工場拡張に約5億6000万ドルを投資すると明らかにした。これにより現地の生産能力拡大と雇用創出が見込まれる。
計画はウェストポイントの第1工場と第2工場の設備を近代化し、第3工場を新設する内容で、ハイブリッド車用電動化パワートレインの生産能力増強に焦点を当てる。新設はEV専用施設よりも電動化部品の基盤拡大を意図している。現代トランシスは管理・事務・生産部門の人材を新規採用する予定。
ジョージア州知事室は今回の拡張で320人の新規雇用を創出すると公表している。ウェストポイント拠点にはすでに約1250人が雇用されており、周辺には起亜の工場も立地している。ジョージア州は現代自動車グループと関連部品会社の投資背景を強調している。
現代トランシスは自動車部品メーカーとして世界10カ国に32の事業所を運営しており、電動化パワートレインやシートシステムの生産を手掛ける。今回のウェストポイント投資は北米の自動車顧客を支援するための生産能力拡大の一環として位置づけられる。