日経平均は23日、200日移動平均線を一時下回る場面があり反発。グランビルの法則の買いパターン条件とモメンタムの動向を踏まえ、今後の推移と注目点を整理する。
先週の日経平均は10月23日に取引時間中に61,462円をつけ、一時61,000円台まで下落したが、200日移動平均線付近で下げ止まった。本文ではグランビルの法則の買いパターンのひとつ「200日移動平均線が上向きで、株価が下回った後に反発した場合に買いシグナルが発生する」という条件に照らして、今回の動きを評価している。
10月27日には日経平均が5日移動平均線を上回って終えており、反発期待が高まっている。5日MAがサポートラインとして機能できれば、買いシグナルが有効化される可能性がある一方、5日MAを上回る水準を維持できず再び下落すると200日MAを割るリスクがあると指摘している。
モメンタムについては、10月22日に最も低下したあと10月23日に反発に転じた。26日には前日比の低下を抑えつつ、27日にはモメンタムとそのシグナルがともに上向きに転じ、今後の水準次第で下落勢いの弱まりや回復基調の継続が見込まれる可能性がある。
今後はモメンタムが0ラインを上回って上昇基調を維持できるか、5日MAが再び下向きに転じずに維持できるかが焦点となり、日経平均が200日MAを下回るかどうか次第でリスクシナリオが分かれると見られる。