日銀は18日の決定会合で政策金利を1.25%程度へ引き上げることを決定。高市政権下で3度目の利上げとなり、世界同時利上げの流れが意識されている。FRBも利上げを決定し、世界的な金利引き上げの動きが強まっている。
日銀は18日の金融政策決定会合で政策金利を1.25%程度へ引き上げると決定した。これにより、これまでの0.5%程度から0.75%程度、1%程度と引き上げてきた流れの延長線上で、31年ぶりの高水準となる水準へと進んだ。今回の引き上げは、前回から今回までの間隔が3カ月と短く、ペースが加速した形になる。
日銀は高市政権下での3度目の利上げとして位置づけられる。基本的な金融政策の枠組みは金利の上げ下げであり、インフレの懸念を背景に資金の流れを抑制する目的がある。今後は企業の設備投資や家計の消費行動に影響を与える可能性が指摘される。
円安是正の観点から輸入物価上昇の抑制が期待されるとの見方がある。8月の消費者物価指数の速報値は前年同月比1.7%の上昇を示し、輸入物価指数や国内企業物価指数の動きと合わせて物価の動向が注視される。
世界的な利上げの動きとしてFRBも利上げを決定し、政策金利を3.75%〜4%の範囲へ引き上げた。ECBも0.25%引き上げ、2.5%となったほか、原油価格の動向や地政学的リスクの影響を背景に世界同時利上げの様相が伝えられている。