8日の日本株市場は米株安を背景に売りが先行する見込みだが、売り一巡後は押し目を狙う動きに転じるとみられる。セキュリティ関連などの材料株への物色が再び意識される可能性が伝えられている。
8日の日本株市場は米株安の流れを受け、寄り付き前から売りが先行する見込みである。前日の米国市場ではダウが341ドル安、ナスダックは下落しており、米長期金利の指標とされる10年債利回りが24年ぶりの高水準をつけたことが相場の重荷となる。日経平均先物は大阪比で売り優勢の展開となり、日中の動きの中でも下げ幅を広げる場面があった。
日経平均の動向は短期的に売り仕掛けの動きを誘う可能性がある一方、情報修正の過熱感が和らぐ場面では押し目待ちの買いが出やすい。ただし半導体やAI関連株の軟調さが市場全体の重荷となっており、特定セクターの動向が相場全体に影響を与える可能性がある。
昨日はアドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアHDなど指数インパクトの大きい銘柄が軟調に推移した。こうした流れの中で、セキュリティ関連などの材料株への物色が再び高まる可能性があるとの見方が示されている。市場は売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目買いの機会を探る展開が想定されている。