16日午前の東京株式市場で日経平均株価が急反発し、一時は前日安からの反動で上げ幅が約1200円超に達し6万5452円まで回復した。前日の大幅安と米国株高を受けた買い戻しが中心となった。
16日午前の東京市場で日経平均株価が急反発し、一時上げ幅が1200円を超え6万5000円台を回復した。前日終値比は約1026円52銭高の6万5452円47銭で推移し、TOPIXは65.19ポイント高の4064.53に上昇した。好決算銘柄の買いが相場全体を押し上げ、全般的に買いが優勢となった。
前日の米国株上昇も追い風となり、日経平均は全面高の展開となった。市場関係者の間ではAI関連銘柄の収益性懸念が完全には払拭されず、半導体関連株の一部が後場に売られる場面もあった。
背景には前日の日経平均の大幅下落があり、14日のニューヨーク市場でのAIデータセンター関連の財務悪化懸念と半導体株の売りが広がったことが影響した。9月米CPIの上昇が米FRBの早期利上げ観測を強め、市場心理を冷やしていた。
16日の反発は過度な売りの修正色が強いとの見方がある一方、AI関連企業の業績動向や中東情勢の不透明感、米原油先物の上昇が上値を抑える要因として残っている。中長期の本格的な反転には不確実要素が残る。