テルモがオックスフォード大学と臓器灌流技術を含む6年間の共同研究契約を締結。ウインテストは前工程検査装置の案件協議を開始し、ショーケースはProTech ID Checkerの導入が500社を突破した。
テルモは14日、英国オックスフォード大学と移植医療の臓器灌流技術に関する幅広い共同研究を6年間実施する戦略的共同研究契約を締結した。研究資金として約900万米ドルを提供するほか、臓器灌流技術の適用拡大や新たな治療法の創出を探ることになる。研究機関は医学系部門と数理・物理・生命科学部門の研究者が関与する見込み。これにより臨床応用の拡大が期待される。続報に注目が集まる。
ウインテストは同日、半導体前工程検査装置事業の新規案件に関する協議を開始した。中東地域の大手半導体企業から具体的な引き合いを受け、秘密保持契約を締結。装置の仕様や導入時期などの協議を進め、2027年3月から本格展開を目指す計画で、国内および台湾・シンガポール・インド・中東等の海外市場へ提案活動を強化する見込み。26年12月末までに体制を整備し、連結業績への影響は軽微と見込まれる。
ショーケースは本人確認ツール「ProTech ID Checker」の導入社数が累計で500社を突破したと発表。金融機関や通信事業者、自治体、リユース事業者など幅広い業界に導入が進み、マイナンバーカードや運転免許証、在留カードなどのICチップを活用した本人確認にも対応。ローコード型で既存システムに組み込み可能で、最短5営業日で導入できると説明。
ペイクラウドホールディングスは27.8期通期の連結営業利益予想を8.4億円(前期比1.4%増)に引き上げ、5日ぶりの反落。キャッシュレスサービスとデジタルサイネージ事業を成長ドライバーと位置づけ、投資を継続。26.8期の連結営業利益は8.3億円で、決算発表前の買いを受けて利益確定の売りが優勢となっている。
丸東産業は27.2期上期の連結営業利益が7.9億円(前年同期比4.1倍)となり急騰。機能包材や環境対応品の提案強化、適正な価格形成と採算性改善、外部委託費の抑制などが寄与。香港子会社の回復と生産計画の安定化も寄与した。
JMACSは後場プラス転換、27.2期通期の営業利益予想を従来の3.3億円から6.9億円へ引き上げ。中東情勢悪化による原材料供給の懸念がある一方、半導体機器向けやプラント・信号ケーブルなどの高付加価値製品が堅調。下期も需要が強いとの見込みで、通期見通しを引き上げた。