米ハイテク大手の決算発表が本格化する中、半導体関連株には売りの流れが続くとの観測が広がる。SpaceX・テスラ・Metaが先陣を切る中、決算を通じた市場の反応が注目される。
10月16日時点でPHLXセミコンダクター指数SOX.USは8営業日連続で下落し、2008年の金融危機以来の長さの連続安となった。半導体関連企業の時価総額は約2兆ドル減少するとの統計も示され、AI関連やメモリ、半導体製造装置株に売りが集中している。個別株の動きとは別に、AI投資の収益性や資金調達リスクへの懸念が高まっている。とはいえ企業の利益は堅調で、S&P500の第3四半期総合利益成長率は29.0%程度に達する見通しだとされる。
AI大手の成長を牽引するNVIDIAやMicron Technologyなどは依然として市場の注目を集めており、決算発表を控えた局面での検証が待たれる。今後の決算発表は、市場の評価を左右する重要な機会となる見通しだ。
10月20日からSpaceX、テスラ、Meta Platformsが決算発表を本格化させる予定で、これらの大手の動向が投資家のリスク選好に影響を及ぼす可能性がある。投資家はAI関連銘柄の収益性や資金調達環境の変化を意識しつつ、決算内容と市場の反応を見極めることになる。