G20財務相・中央銀行総裁会議が15日にタイ・バンコクで開かれ、インフレ抑制と不均衡是正が焦点になる見通し。中東情勢の混乱で原油高が続く中、長期金利の上昇を受けて金融政策協調が課題として挙げられる。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が15日、タイのバンコクで開かれる。原油価格の高止まりとインフレ長期化のリスクが台頭しており、長期金利の急騰を背景に金融政策を含む政策協調が課題となる。
中国の過剰生産問題を念頭に、国際的な経常収支の不均衡是正も焦点となっている。
日本からは植田和男日銀総裁の出席見込みが伝えられ、片山さつき財務相は臨時国会での消費税減税関連法案の審議を優先する中、会議への出席を調整している。当地ではG7財務相・中銀総裁会議の開催も見込まれる。
今回の会議は成果文書を出さない公算で、前回9月ノースカロライナ州アッシュビルでの会合で米国が議長声明を取りまとめており、年末のサミットに向けた最終調整という位置付けになる。