ダイワボウホールディングスは2027年3月期第1四半期の連結売上高が3131億円となり、前年同期比7.8%増で過去最高を更新した。一方、営業利益は77億円で前年同期比22%減となり、データセンター関連の大型案件が利益率を押し下げた。
ダイワボウホールディングスは札幌で開いた個人投資家向け説明会で、2027年3月期第1四半期の連結売上高が3131億円となり、前年同期比7.8%増で過去最高を更新したことを明らかにした。データセンター関連の大型案件の受注増とAI関連クラウドサービスの受注増が売上を押し上げた一方、専務取締役の猪狩司氏は利益率の低下要因として大型案件の利益率低さと産業機械事業の減収を挙げた。
説明会の中核となったITインフラ流通事業を担うダイワボウ情報システム(DIS)は、国内PC出荷シェアが全体36.2%、法人向けには46.2%に達すると説明された。これに関連して、1日あたりの出荷は約50万個、1日の売上高は約60億円と説明された。
成長ドライバーとしてAI PCとサブスク型商材の拡大が挙げられ、iKAZUCHI(雷)経由の取扱高は今期680億円へ拡大する見込みとされた。さらに、5月に開示した業績予想に対してはほぼ計画通りに進捗しているとし、上期の進捗率は売上高55.2%、営業利益46.7%のペースと示された。
社名変更の背景として、2027年4月にホールディングスを「MUSUBITE株式会社」へ、子会社のDISを「DIS株式会社」へそれぞれ改称する計画が公表された。MUSUBITEは結び手を意味し、同社のグループ目的を体現する名称として選定された。