安川電機が2027年2月期中間期の決算を発表。売上高は前年同期比9.8%増の2,855.98億円だが、営業利益は5.5%減の220.58億円となり、受注は38%増の過去最高を記録した。通期は売上を6,000億円へ上方修正、営業利益は575億円へ下方修正。
データセンター・半導体関連投資を背景にモーションコントロールセグメントが大幅に増収増益を確保した一方、基幹システム移行に伴う生産・出荷への影響と間接費増加、欧州の改革費用計上が全体の利益を圧迫した。ロボットセグメントは売上が微減、営業利益は大幅に減少。
地域別では米州の売上が26.2%増の781億円、中国は15.1%増の667億円で成長が目立つ。国内は3.2%減の707億円となり、海外比率は75%へ上昇。
第2四半期の受注額は前年同期比38%増、前四半期比11%増で過去最高を記録。キャッシュフローは改善し、営業活動によるキャッシュフローは456億円超、フリーCFは159億円超の黒字を確保。通期は為替前提を円安に見直し、売上6,000億円、営業利益575億円とする見通し。
下期は供給正常化と増産体制の強化を推進。AIロボティクス領域の拡大としてMOTOMAN NEXTを核とした実証を進め、ヒューマノイドロボットの事業化に向けた現場実証も継続。設備投資580億円、研究開発投資240億円を計画し、年間配当は72円を据え置く。