静岡ガスは中間期に補正後経常利益が前年同期比で大幅増となり、グループ体制の新体制移行と事業領域拡大に向けた投資を強化している。
静岡ガスは1910年設立の都市ガス会社で、静岡県中東部を主な供給エリアとする。グループは掛川、袋井、島田、下田、御殿場などに供給網を持ち、連結子会社38社・持分法適用会社等7社を擁し、都市ガス、LPG、電力・再エネ、くらしサービス、エンジニアリングサービス、海外事業などを展開している。中間持株会社の設立などグループ組織再編を進め、2026年1月に新体制へ移行した。
2026年12月期中間期の連結業績は売上高103,066百万円、営業利益8,828百万円、経常利益9,895百万円、親会社株主に帰属する中間純利益6,540百万円で、補正後経常利益は前年同期比49.7%増の131億円となった。原料費調整制度による販売単価の下方調整などが影響した一方、為替影響による匿名組合投資利益などを営業外収益へ計上したことが利益へ寄与した。
中期経営計画では2028年12月期に連結経常利益133億円(補正後は136億円)・ROE8.0%を目標とし、投資総額は2026年12月期〜2028年12月期で1,070億円、成長投資に88%を充て、海外事業や電力・再エネなどを成長分野として推進する。基盤事業の深耕と成長事業の拡大を両輪で進める方針。