静岡ガスは新体制へ移行し、成長事業の加速を目指す。LNG調達体制の安定化と海外投資先の拡大を進める。
静岡ガスは1910年設立の都市ガス事業者で、静岡県中東部を中心に供給エリアを拡大しつつ、2026年にはグループ組織の再編を進めて新体制へ移行した。中間持株会社の設立や分社化・合併、資本関係の見直しを実施している。
同社は長期契約を中心とするLNG調達体制の構築に取り組み、2026年上期には東京ガスやPETRONAS LNGを含む新たな売買契約を締結して、安定供給体制を強化している。これに合わせてLNG基地(袖師基地)の拡張や増設を進め、需要拡大に対応している。
グループ理念として「エネルギーを中心としたグループ総合力で、豊かで持続可能な未来を追い求めます」を策定・公表し、顧客への最適ソリューション提供を通じて持続可能な社会の実現を目指している。
静岡ガスは過去にINPEXのパイプライン接続や静浜幹線の整備などを通じて供給網を拡大しており、2026年1月から新体制へ移行した。2022年にはプライム市場へ移行するなど、上場・市場区分の見直しも経て企業体としての成長戦略を強化している。