静岡ガスは2030年までに連結経常利益を130億円目指す中長期戦略を公表。都市ガス事業の持続成長と新規成長事業の育成を通じて、事業ポートフォリオの比率見直しを進める。
グループ2030年ビジョンでは、地域課題の解決と持続可能なくらしやすい地域づくりを企業使命とし、ガス・LPG・電力・再エネ・くらしサービス・エンジニアリングなど多部门の連携を強化する方針が示された。2030年には都市ガスを中心としつつ、LPGや電力・再エネの比率を拡大し、地域のデータ活用と分散型電源の活用による地産地消を推進することが掲げられている。
2つ目の柱としてグループ中期経営計画が説明され、2026年12月期中間期の実績を踏まえつつ、2028年12月期には連結経常利益133億円(補正後136億円)とROE8.0%の達成を目指すとされる。基盤事業の深化と成長事業の拡大を両輪で推進し、投資総額は2026年12月期~2028年12月期で約1070億円、うち成長投資が66%、基盤投資が22%と見積もられている。
3段落目には、2026年~2028年の成長投資の内訳や配分方針が示され、海外事業や電力・再エネなどの「成長事業」に66%、くらしサービス・エンジニアリングサービス・天然ガス普及開拓投資等の「基盤事業」に22%を配分する計画が記される。地域DX推進や森林保全、海外展開など新たな取り組みにも触れ、2030年ビジョン実現へ段階的に施策を進める。
4段落目には、2030年の財務目標として連結経常利益130億円を掲げ、事業ポートフォリオの比率を都市ガス50%、LPG5%、電力・再エネ12%、くらしサービス・エンジニアリングサービス16%、海外14%、新規事業3%へと調整する方針が記される。中期計画はローリング方式で見直され、基盤事業の深耕と成長事業の拡大を通じて「事業領域の拡大」を実現する狙い。