今週のビットコインは原油高の一服と米株高を背景に一時上昇したが、中東情勢の緊張が再燃して81,000ドル近辺へ押し戻された。来週はFOMCとハイテク大手決算が焦点となり、原油動向にも警戒が残る。
今週のビットコインは、原油高の一服や現物ETFへの大規模な資金流入、米国株高を背景に一時84,000ドル台まで反発したものの、中東情勢の悪化を受けて81,000ドル台へ押し戻され、上値の重い展開となった。
来週の相場展望としては、FOMC(米連邦公開市場委員会)とハイテク大手企業の決算発表を前に方向感を探る展開が見込まれ、米イラン情勢の膠着による原油高への警戒も残る。直近の価格レンジとして上値は85,000ドル、下値は78,000ドルを意識する。
相場動向の内訳として、10月16日〜22日の間に原油高の一服と米株高で反発後、中東情勢悪化で再び下落した。週初には米CPI・PPIの結果を受けた追加利上げ警戒と新しい指数採用基準の影響が指摘され、現物ETFへの資金流入が需給の底堅さを支えた。
来週は決算発表の山場となり、メタ・プラットフォームズをはじめマイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コムなどの業績とAI投資の費用動向が注目される。株式市場の動向次第ではビットコインにも影響が及ぶ可能性がある。