10月27日午前の国際市場で日本円は対ドルで下落、金は1オンス4,013.70ドル近くまで下落。日経平均は上昇して63,374.45ポイントで取引を終えた。
外国為替市場では、アジア市場のリスク選好の高まりを受けて円が対米ドルで下落した。一方、欧州・他市場ではユーロが下落した。日銀の金融政策決定会合を控え、157.73円/米ドルへと推移した。国内データでは9月のサービス業の物価上昇率が前年同月比3.7%と高まり、日銀の利上げ継続の根拠材料となる見通しが示唆された。
株式市場では日経平均株価が上昇し、終値は63,374.45ポイント、前日比1.91%高となった。半導体関連株の上昇とAI分野への期待から市場心理が改善し、アントロピックのIPO申請が牽引材料となった。なおSOX指数の動向も日経平均と連動する傾向が見られた。
金市場では米国の金利見通しを背景に金価格が下落し、1オンスあたり4,013.70ドルまで下落した。FRBやPCEデータの発表予定が市場の金利見通しを左右するとの見方が強まっている。
イベント関連の動きとして、日銀の2日間の金融政策決定会合を前に、日銀が政策金利を1.25%に据え置くとの見方が広がる一方、来週以降の追加利上げ可能性は依然として不透明である。欧州中央銀行(ECB)や他の主要銀行の動向にも注目が集まっている。